通常、モノは使い古すと脆くなっていきます。これがいわゆる経年劣化ですが、同じようにタンニンなめし革もケアをしない状態が長く続くと、乾燥して革の柔軟性が失われ、ひび割れなどの劣化が起こります。この劣化を防ぐには、革の潤いを保つための定期的なお手入れが欠かせません。
保湿をしながら使うことで革表面が徐々に強くなり、質感は柔らかくなめらかに経年変化(エイジング)していきます。少しずつ豊かになる表情は、育てた人だけが味わえる喜びです。きちんと保湿をされた革は、キズやシミが出来ても風合いを損なわないため、唯一無二の表情が楽しめる。これが経年劣化と経年変化の大きな違いです。