修理品事例<E559 サイドハンドルポーチ>

鞄いたがきでは製品をより永くお使いいただくため、修理部門を完備しています。

ご愛用品の気になる部分をお問い合わせください。

専門スタッフがお預かりしたご愛用品の状態を確認の上、必要な修理の内容・お見積り・納期をご提案させていただきます。

 

今回はすっきりとしたデザインで、ビジネスやカジュアルとシーンを超えて愛用されるお客様も多い《E559 サイドハンドルポーチ》の修理についてご紹介します。

今回の事例は、「内装交換」です。

 

こちらはご依頼主が20年以上前の旅行の際、一目ぼれで購入したというお品。ここ10年くらいは使用せずクローゼットに保管していたところ、内装が劣化してしまったそうです。使用する中で付いてしまったシミや色の変化は共に時間を刻んできた思い出であり、また使い続けていきたいと今回の修理に至りました。

 

外側の革はこれまでの思い出が詰まっているように経年変化が見られ、これからもお手入れをしながらまだ十分にご使用いただけますが、内装の合皮が劣化し表面が剥がれてしまっています。こうした内装合皮の劣化は、長期間の不使用・保管を経て、再使用する際に発生しやすくなります。(現在販売しているE559の内装に合成皮革は使用しておりません。)

このような場合は、劣化した合皮部分を丁寧に取り外して新しく革の内装に交換する処置を施します。

今回の修理金額は、24,200円です。

よくある修理についてはこちらをご覧ください。

内装を交換するために、まずは鞄を解体していきます。少しずつ糸をほどいてから内装を剥がしていきますが、長年の使用による乾燥や擦れて革が薄くなってしまった部分もあるため、革の状態を見極めながら手を動かしていきます。

一つ一つ分解していき全てのパーツが揃ったところで、内装を革に貼り直します。革には伸び縮みが出ていたり、ご使用による癖などが付いていることもあるため、ズレや浮いたりしないように、慎重に新しい内装を貼り合わせます。

貼り合わせた後は、手裁ち包丁で内装と革の形を合わせながら裁断します。貼り合わせた内装を元の縫い穴に合わせて正確に針を通し、ミシンで丁寧に縫い合わせます。

ポケットなどのパーツも新しい内装の革に取り付けたのち、内装と外装の革を貼り合わせていきます。外装の革からはみ出る内装の革があれば手裁ち包丁で裁断し、大きさを合わせます。

天マチと横マチを組み合わせてから最後にボディと縫い合わせます。内装交換が終わった後、全体的なコバの塗り直しや、擦れた革部分に色入れなどの丁寧なメンテナンスを施して修理完了です。

傷んだ部分を修理することで、革の味わいはそのままに内装はすっかり綺麗に生まれ変わりました。思い出や愛着のある製品も、修理によってまた長く使い続けることが出来ます。

実はこの鞄、ご依頼主のお客様のもとから二度も紛失したそうですが、いずれも無事に戻って来たそうです。そんなご縁のある鞄がお客様の良き相棒として、これからも永く活躍してくれることを願っております。

今回、修理品のお預かりからお届けまでにかかった期間は約2カ月でした。

※混雑状況により変動します。目安として鞄で3カ月、小物で2カ月ほどいただきます。

 

<E559 サイドハンドルポーチのよくある修理例>(一例)
1. ファスナー交換 ・・・¥16,500
2. 天マチ交換 ・・・¥16,500
3. ハンドルの交換(留め革2カ所含む) ・・・¥19,800
4. 内装交換 ・・・¥24,200

※修理費用は2026年現在の税込金額です。正確なお見積りは修理品のお預かり後のご連絡となります。

皆様の大切ないたがき製品も、修理やメンテナンスを承ります。どうぞお気軽にご相談ください。

 

※修理価格・納期については個別にお見積りいたします。下記「修理に関するお問い合わせ・ご依頼」から、お問い合わせください。

 

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